SSブログ

第73回三三・左龍の会(9月28日) [落語会]

川越から帰り、喪服を平服に着替えて内幸町の三三左龍の二人会へ行ってきた。
昼間少しぶらぶらしたので、疲れがでたようだ。寝ないように眼はあいてるけど、どうやら意識がとんでいたようた。
この日は第73回で、オープニングトークで左龍さん自ら言っていた。

・二人のトーク
・たらちね 小かじ
・幇間腹 左龍
・蒟蒻問答 三三
お仲入り
・町内の若い衆 三三
・夏の医者 左龍

冒頭のお二人のトークは、前座のさん坊さんが北海道の別海町出身で裸馬や裸牛に乗れて凄いそうだ。さん喬さんの弟子達は体型で派閥が分かれると。太神楽の人達は独特で、ラーメンを食べる時必ず、酢をかけるそうだ。酢がないと怒るくらい、ラーメンには酢!が太神楽の皆さんだとは初耳。

小かじさん ずいぶん短いたらちねだが、言葉が丁寧なおかみさんがわりとあっさりしていた。

左龍さん 幇間が似合うのは、体型でも得してる?はじめの幇間の客とのやり取りが面白かったのだが、このあとで昼間の疲れが出て目があいているのにさっぱり頭に残っていない。左龍さんごめんなさいね。夏の医者はキャラ立てが難しい田舎言葉の噺だが、のんびりした可笑しさが余韻に残った。

三三さん 蒟蒻問答は色々な人のを聴いているが、三三さんのは登場人物4人がそれぞれしっかりキャラが立っててものすごく面白い。蒟蒻やの六兵衛がいい加減なお気楽ものの八五郎をよく面倒みるかと思うと、よっぱらった八五郎を起こすのに鼻に火箸をつっこんだり、偽坊主になるときの表情の可笑しさったらない。八五郎の適当さに権助がまたいいコンビになっている。行脚中の托善がまた僧侶らしい厳しさと青臭さがこの3人と好対称で、問答が進むにつれ表情が畏れ入ったと変化するさまがまたいいな。
次の町内の若い衆は、ネタ卸しとは思えないくらい、笑い所満載だった。三三さん、いつから爆笑系になったの?特にいい女の兄貴分のおかみさんと比べてアザラシと自分のかみさんを表現する、気が弱いのにくやしがりやのオットセイ亭主。イィ~ってじたばたするのが、もう爆笑。なんか絵面が見えて可笑しくって仕方ない!アザラシのかみさんは、世間ではトドだといわれるくらいの色黒の太った女だが、亭主には強い強い。何か言われると、ぴょんと背筋を伸ばす亭主が気の毒なのがまた笑っちゃう。

次回もまた楽しみな二人会だった。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:芸能

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。