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池袋演芸場中席昼の部(8月20日) [寄席]

今日も暑い中、池袋演芸場に昼の部主任の鯉昇さんの最終日なのでどうしても聴きたくて、時間を作って行ってきた。お盆も過ぎたので、立ち見はなかった。

DSC_0009(池袋演芸場).JPG

・ギタレレ漫談    ぴろき
・熊の皮        遊雀
・だくだく        米福
・奇術         北見伸&スティファニー
・応挙の幽霊     蝠丸
・浮世床        桃太郎
  仲入り
・バイオリン漫談   マグナム小林
・無精床        笑遊
・漫談          竹丸
・太神楽        鏡味正二郎
・佃祭り        鯉昇

遊雀さん  甚平さんよりおかみさんや先生がさらに可笑しいキャラだ。特に先生が変過ぎ!もう笑うしかないでしょ。

米福さん  まくらはこの前と同じで、急所を隠して緊張を解いた様子で歩くと怪しい人で道をあけてもらえると。テンポよく笑わせて、下げは血がだくだくのつもり。

蝠丸さん  応挙の幽霊はこの季節らしい面白い噺だ。足のない幽霊は応挙が初めて描いたそうだが、それ以前の絵は幽霊でもちゃんと足があると。蝠丸さんの女の幽霊はやせてるだけあってらしさがある。この噺を太った人がやると漫画になっちゃうね。幽霊さん酔ってふらつくが、足は無いで下げ。

桃太郎さん  今日はポールマッカトニーを3回も見に行ったと初めに行っちゃったので、後でポールの名前を出しても受けなくなっちゃったとぼやく。でも、浮世床が桃太郎さんの手にかかるとまた別の可笑しい噺になっちゃうんだ。

笑遊さん  今日はエッジの効いた笑いがいっぱいの無精床だった。お世辞だとは思うが、池袋と新宿の客では真剣に聴いてくれる池袋が相性が良いらしい。中席がようやく終わって、この後奥さんの実家の松本の家で一人で静養するのが楽しみだそう。車の運転、お気をつけて!

竹丸さん  この前も感じたのだが、やっぱり先代三平を彷彿とさせる。おでこに手を当てるなんて同じギャグだもの。米丸師匠のお弟子の竹丸さんだが、爆笑系の道を着々と歩んでるのか。でも、たまには落語の聴いてみたかった。でも、面白いからどっちでもいいか!つまんない自慢の漫談でお茶を濁すようになっちゃあおしまいの某落語家とは違うしね。

鏡味正二郎さん  目が印象的で、今は亡き染太郎師匠をちょっと思い出させてくれる人だ。一人お染ブラザースか。染太郎師匠のおめでとうございま~すが好きだったな、とちょっと懐かしい気分にさせてくれる正二郎さんの太神楽だった。

鯉昇さん  師匠の出囃子がなった途端、もうウキウキしてくる。出囃子の中で1番好きなのだ。まくらは同じなのに、何回聴いても可笑しい!噺は先月位から自主規制が解けた佃島。やっと師匠で聴けてうれしいことこの上ない。次郎兵衛さんの人の好さがもう自然でいいな。江戸情緒が漂う夏の風景が見えてくる。お体大切に、10日間お疲れ様でした!

帰りは演芸場近くの三原堂で和菓子を買って家路についた。
        DSC_0010(三原堂).JPG


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