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池袋演芸場中席昼の部(11月17日) [寄席]

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・子ほめ    馬治
・奇術     伊藤夢葉
・鮑熨     花飛   寿 二ツ目昇進 フラワー改め
・四段目    三平
・漫談     ひびきわたる (キセルを使ったものまね)
・権助提灯  三三
・祇園祭   菊丸
・漫才     ロケット団
・昭和歌謡  川柳
  仲入り
・元犬     馬石
・二人旅   小里ん
・太神楽   鏡仙三郎社中
・宿屋の富  一朝 (雲助代演)

時間が空いたので、昼の部だけ。
かっとび(花飛)さんが二ツ目昇進のお目出度い席だ。
夜の部も居続けたかったのだが、いったん帰って夕食の支度をしなければならない。
感想は省略。どの演目も愉しかった!

夜は西新宿で、予約していた馬石さんの会。

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第7回落語協会・大喜利王選手権(10月25日) [寄席]

昼間、練馬の松の風文化公園にて男性3人女性1人の4人で2時間テニスした後、池袋演芸場の大喜利王選手権に行ってきた。DSC_0101(matsukaze).JPG

DSC_0109(ogiri).JPG司会は橘家文左衛門さん
優勝は三遊亭丈二さん
テレビの笑点と違って、放送禁止用語炸裂の下ネタいっぱいの大喜利だ。それにしても、五明楼玉之輔さんのブレのなさはすごい。首尾一貫して下ネタで押し通した。前回優勝のロケット団の倉本さんもうまかったけど、丈二さんがなかなかきれいにまとめて(下ネタなし)納得の優勝。市弥さんが、玉之輔さんにどんどん毒されていくのが可笑しかった。三三さんは予選で途中退場して末広のトリに行き、入れ替わりに喬之助さんが遅れて参戦。正太郎さんが泣いて途中舞台を降りるというハプニング(後で戻ったけど)。終始爆笑で、愉しかった!

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新宿末廣亭九月中席昼の部(9月17日) [寄席]

DSC_0059(suehironobori).JPG先代金原亭馬生追善興行に行ってきた。出がけに前売りチケットを忘れて高田馬場からあわてて引き返して、12時少し前にぎりぎりセーフで着く。11時半にはつくはずだったのに。もうすでに桟敷席以外は満席。
うしろ幕は先代馬生師匠の絵の師匠が描いた馬の絵。すばらしい躍動感のある馬で、こんな素敵な幕を送られたら晴れがましいだろうなあ、と眺める。
この日驚いたのが、昼の部では1度も携帯が鳴らなかったことだ。寄席ではどんなに注意しても、必ずと言っていいほど鳴るのが普通なのだけど、すばらしい!!DSC_0060(syunin).JPG

・真田小僧  金原亭馬治
・幇間腹    天乃家白馬
・お菊の皿  金原亭世之介
・漫才     笑組
・相撲噺    吉原朝馬
・たけのこ   金原亭馬好
・奇術     マギー隆司
・親子酒    金原亭駒三
・短命     初音家左橋
・はなむけ  むかし家今松
・ギター漫談 ぺぺ桜井
・稽古屋    金原亭馬生
    お仲入り
・座談会    池波志乃 中尾彬 他
・堀之内    五街道雲助
・猫の皿    金原亭伯楽
・太神楽    翁家勝丸
・お見立て  金原亭馬の助
 百面相(大黒の百眼、恵飛須さん、修行姿の達磨大師、線香花火、分福茶釜の狸)
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今では絶滅危惧種ではないが、鳴り物入りの音曲噺の稽古屋や、めったにお目にかかれない馬の助さんの百面相といった芸を見られたのがこの日来たかいがあったというもの。
先代は芸事に通じていて、何をやっても一流だったそうな。そのDNAをちゃんと一門で受け継いでいるのだなあ。
もちろん、落語のほうも楽しかったし金原亭らしい華やかな追善興行で、あっという間の4時間半だった。

国立演芸場9月上席(9月9日) [寄席]

早朝のテニスの試合観戦の虚脱感もそこそこに、国立演芸場上席に行ってきた。池袋、末広と迷ったけど、笑遊さん目当てに国立へ。前座働きは鯉毛さんだった。

・道灌 喜太郎
・犬の目 桃之助
・だくだく 芝楽
・英会話 鯉朝
・和妻 北見マキ
・三軒長屋 笑遊
仲入り
・コント ザ・ニュースペーパー
・粗忽の釘 小文治
・曲芸 ボンボンブラザース
・結婚相談所 桃太郎

喜太郎さん 桃太郎さんのお弟子さん。
桃之助さん 飄々と、犬の目を。
芝楽さん このところの深夜のテニス観戦に寄る寝不足から、起きてるんだけど、意識が飛んでいる。軽く愉しげ、羊羮が甘そうなのは覚えてた。
鯉朝さん やっと頭が回復してきた。瀧川一門は大所帯で、また新しい弟子が増え、総勢15人だそう。瀧川は春風亭の一派で、バカばっかりです、って笑わせる。今や伝説のような小柳枝師匠の枝伐り事件は、雷門助六さんのCDの中の長短のまくらで言ってたっけ。噺は親子の会話が英語混じりで可笑しい金坊とおとっつぁん。柳昇さんのお弟子さんらしく、昭和を感じる新作だ。
笑遊さん 頭の女将さんが懐が深いしっかり者で、若いもんへの態度が男前。登場人物が大勢で、ぱあぱあ言って騒いでる場面も賑やかで愉しげ。下女のお清が太目でからかわれるのが可哀想になっちゃうくらい、若い者はしょーがねー奴等だ。もっと聴きたかったが、家質に取るのがわかっちゃったところまで。
小文治さん 7月の地元のゆうゆう寄席以来。今日は長屋物が多いけど、こんな事は珍しい。粗忽の釘は引っ越した後から。とにかく落ち着いて、と自分に言い聞かす。のろけ話もさらっと粗忽に。
桃太郎さん 一人娘さんが誕生日がすぐだけど、それには触れないそう。良いところへの縁談がたくさんあるのにことわっちゃうそうだ。三十路過ぎだと、親が焦るのは致し方ないこと。そんなまくらから、結婚相談所だが、やっぱり昭和の風景だ。何回聴いても可笑しいけど、聴いてるこっちもどっぷり昭和だから笑えるんだなあ。


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池袋演芸場余一会・噺坂その九(8月31日) [寄席]

前日土曜日は小金井公園で久しぶりの高校同窓生テニスと暑気払い(実際は涼しかったけど)だった。
数か月振りで参加したら、クラスは違っていたがTさんが来ていて卒業以来何十年ぶりという位の再会だった。覚えている?と聞かれ、一気に10代の頃の彼女がよみがえり、眼鏡をかけて姉御っぽいバレー部でたくましかったそのころの姿と、今の眼鏡なしの色白のほっそりした少女っぽい彼女とすぐには=で結びつけられなかった。でも、テニスしたり話していると昔のように元気で明るく頼りがいのあるところはちっとも変っていなかった。小金井は遠いいけれど、これからも参加できるときは来てくれるとのこと。嬉しいなあ。
楽しい飲み会も久々で、飲みすぎないよう気を付けないと家に帰りつけない。前回新宿でやった時は、大しくじりをしたので反省して飲みには気を付けたが、それにしても同級生っていいな。何も飾ることもなく素で話せるから、気も楽だし。この陽気でいい気分が酒量を増やしちゃうから用心用心。

無事その日のうちに帰宅して、日曜日は二日酔いもなく夜の余一会まで家事と読書で過ごす。
夕食の準備を早めにして、池袋演芸場に15分前につくとすでに立ち見だったが、チケットはあらかじめ買ってあるので席には余裕で座れた。
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・子ほめ      歌実
・夏泥       甚語楼
・錦の袈裟    三三
  お仲入り
・臆病源兵衛  左龍
・素人鰻     菊之丞 

歌実さん  歌に実と書いてかじつと読むんですと。鹿児島実業高校出身だそうで、確かに野球のユニフォーム着て帽子被ったら、今でも甲子園に行けそうな風貌の前座さんだ。元気に表情豊かに上半身をいっぱい動かして子ほめを。
甚語楼さん  甚語楼さんの泥棒ははじめは迫力あるんだけど、男の口車に乗ってどんどんいい人になっていく様がホントに可笑しい。男とのキャラの違いがくっきりしていて、メリハリがある夏泥でいっぱい笑った。
三三さん  いつにも増して、与太郎がへらへらしてて、対照的におかみさんがまあしっかり者のいい女だ。よくもまあ、与太さんのお上さんになったものだと思えるような。和尚さんの、万事修行万事修行がなんか可笑しい。後半のドタバタも楽しく。
左龍さん  目が大きいと、表情の変化がものすごくわかりやすい。左龍さんの顔だけ見てても、あきないなあ。江戸の町の夜の闇や不忍池の風情、怖さの中の人の可笑しさがしっかり伝わってくる。
菊之丞さん  菊之丞さんの師匠の円菊さんは下戸で、その弟子はみんな酒飲み。師匠が帰った後、また総領弟子のおごりで飲み直すそうだ。円菊さんは、伊勢丹の近くを末広亭へいくのだろうか、おしゃれな私服でダンディーに歩いていらしたのを、昔時々見かけたことがあったなあ。菊之丞さんの素人鰻はキンの酒に飲まれていく様と、元侍の素人店主の鰻を割く姿が対照的ですごく良かった。流石、酒飲みがうまいし、武士らしい物言いと言い、滑稽噺なのに引き込まれてしまった。この前の居残り佐平次といい、最近なんか印象的な噺家さんだ。


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ぽっかぽっか寄席(8月28日) [寄席]

ここ数日10月並みの涼しさで雨もしとしと降る中、ぽっかぽっか寄席に行ってきた。ちょうど椎名町で仕事の打ち合わせがあって1時過ぎに終わったので、自転車で5分もあれば池袋演芸場の開場時間には十分間に合うはずだった。途中ビクトリアでセールしてて寄り道して買い物したため、結局前座さんには間に合わなかった。
DSC_0028(pokapoka).JPG  
・馬の田楽     一蔵
・胡椒の悔やみ  三語楼
・のざらし      左龍
・ギター漫談    ペペ桜井
・岸柳島       一朝
・元帳        菊之丞 (三三代演)
  お仲入り
・銀座なまはげ娘 粋歌 (奴さんの踊りも)
・かぼちゃ屋    小満ん
・紙きり       正楽 (線香花火、ハロウィン、釣り堀、なまはげ)
・七段目       正蔵

一蔵さん  馬の田楽はいかに田舎の言葉を自然に話すかにかかってるが、大きい声で元気よく楽しく笑いを取っていた。
三語楼さん  胡椒を口に含んだ後の様子の変化が可笑しかった。こういう噺は実際見ないと面白さが伝わらないのよね。
左龍さん  先生と八っあんのやり取りもメリハリあって可笑しいが、骨釣りに行って唄いながらの釣り風景も釣り人との会話ものんきで楽しい。骨を釣る前でさげ。
ペペ桜井さん  いつものペペ先生だった。よほど掛け声かけようかと思ったほど、掛け声を欲していた。
一朝さん  吉原裏同心で、江戸言葉を監修されてる事に先週テレビを見ていて気付いた。流石江戸っ子の一朝師匠。江戸っ子が脇役ででてくる岸柳島は、中洲に取り残されて若侍を罵倒する場面がもう笑っちゃう。初老の侍と若侍の対比も見事だった。江戸言葉は立て板に水じゃなくっちゃね。
菊之丞さん  やはり菊之丞さんのお上さんはホントに女性らしさがピカイチだ。旦那の酔っ払いをうまくあしらうテクニシャンぶりが粋で、いい女っぷりがよく出てる。
粋歌さん  今、女の落語家さんで新作派では1番好きな人だ。自身OLを7年もやってからの落語家転身ということから、めったに寄席でかけない銀座なまはげ娘を。1流企業から留学しようとして男にだまされて借金を背負って秋田のふるさと館のなまはげに転職という、このご時世ありえなくもない噺。粋歌さんのOLネタの噺はかなり好きだ。
小満んさん  江戸の色々な売り声を披露されて、すっかり江戸の空気に持って行かれるまくらは自然で素適だ。与太郎も自然児で、淡々としながらも可笑しいという笑みも自然に。
正楽さん  いつも何かお題を叫ぼうと思うんだけど、今日もダメだった。紙きりする正楽さんってリクエストしたいんだけど。誰か代わりに、言ってくれないかなあ。
正蔵さん  副会長になって少しは自信がついたのかと思ってたが、なんか遠慮してるような、振り切ってないような感じがする。若旦那の妄想を駆り立てるようなはっちゃけぶりがつたわってこない。芝居仕立てはうまいんだけど、落語の人物がやってるように見えないのが残念。でも、精進しているのはわかる。気持ちの持ちようで、もういろんなこと吹っ切っていい子にならず高座で暴走してもいいんじゃないのかな。

今日は三三さんが出ないのでちょっと残念だったが、菊之丞さんが代演で良かった!





池袋演芸場中席昼の部(8月20日) [寄席]

今日も暑い中、池袋演芸場に昼の部主任の鯉昇さんの最終日なのでどうしても聴きたくて、時間を作って行ってきた。お盆も過ぎたので、立ち見はなかった。

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・ギタレレ漫談    ぴろき
・熊の皮        遊雀
・だくだく        米福
・奇術         北見伸&スティファニー
・応挙の幽霊     蝠丸
・浮世床        桃太郎
  仲入り
・バイオリン漫談   マグナム小林
・無精床        笑遊
・漫談          竹丸
・太神楽        鏡味正二郎
・佃祭り        鯉昇

遊雀さん  甚平さんよりおかみさんや先生がさらに可笑しいキャラだ。特に先生が変過ぎ!もう笑うしかないでしょ。

米福さん  まくらはこの前と同じで、急所を隠して緊張を解いた様子で歩くと怪しい人で道をあけてもらえると。テンポよく笑わせて、下げは血がだくだくのつもり。

蝠丸さん  応挙の幽霊はこの季節らしい面白い噺だ。足のない幽霊は応挙が初めて描いたそうだが、それ以前の絵は幽霊でもちゃんと足があると。蝠丸さんの女の幽霊はやせてるだけあってらしさがある。この噺を太った人がやると漫画になっちゃうね。幽霊さん酔ってふらつくが、足は無いで下げ。

桃太郎さん  今日はポールマッカトニーを3回も見に行ったと初めに行っちゃったので、後でポールの名前を出しても受けなくなっちゃったとぼやく。でも、浮世床が桃太郎さんの手にかかるとまた別の可笑しい噺になっちゃうんだ。

笑遊さん  今日はエッジの効いた笑いがいっぱいの無精床だった。お世辞だとは思うが、池袋と新宿の客では真剣に聴いてくれる池袋が相性が良いらしい。中席がようやく終わって、この後奥さんの実家の松本の家で一人で静養するのが楽しみだそう。車の運転、お気をつけて!

竹丸さん  この前も感じたのだが、やっぱり先代三平を彷彿とさせる。おでこに手を当てるなんて同じギャグだもの。米丸師匠のお弟子の竹丸さんだが、爆笑系の道を着々と歩んでるのか。でも、たまには落語の聴いてみたかった。でも、面白いからどっちでもいいか!つまんない自慢の漫談でお茶を濁すようになっちゃあおしまいの某落語家とは違うしね。

鏡味正二郎さん  目が印象的で、今は亡き染太郎師匠をちょっと思い出させてくれる人だ。一人お染ブラザースか。染太郎師匠のおめでとうございま~すが好きだったな、とちょっと懐かしい気分にさせてくれる正二郎さんの太神楽だった。

鯉昇さん  師匠の出囃子がなった途端、もうウキウキしてくる。出囃子の中で1番好きなのだ。まくらは同じなのに、何回聴いても可笑しい!噺は先月位から自主規制が解けた佃島。やっと師匠で聴けてうれしいことこの上ない。次郎兵衛さんの人の好さがもう自然でいいな。江戸情緒が漂う夏の風景が見えてくる。お体大切に、10日間お疲れ様でした!

帰りは演芸場近くの三原堂で和菓子を買って家路についた。
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池袋演芸場中席昼の部(8月15日) [寄席]

8月15日はいつもカーッと暑い日が多いが、今日も30℃超えの暑い1日だった。仕事関係も休みだし、昼の主任が鯉昇さんということもあって、自転車で池袋まで行ってきた。着いたのは12時半過ぎだったがもうすでに立ち見だ。お盆とあって混んでるが、やはりナイツの人気もあるのかな。

DSC_0003(ikebukuro815).JPG・転失気      三遊亭遊馬

・初音の鼓     桂米福

・奇術         スティファニー

・夢見の八兵衛  柳家蝠丸

・カラオケ病院  昔昔亭桃太郎

  お仲入り

・漫才       ナイツ

・元帳                      三遊亭笑遊

・自噺       桂竹丸

・太神楽     鏡味正二郎

・蒟蒻問答    瀧川鯉昇

 芸協の師匠方の落語はいつも、自分的に笑いが多いと思う。今日もたわいなくあははといっぱい笑わせてもらった。たぶん年代が近い師匠方なので面白さのツボが一緒なのかもしれない。

遊馬さん  転失気はいろんな人で聴いているが、たぶん1番好きかもしれない。珍念と和尚さんの会話がなんか可笑しい。

米福さん  去年地元の落語会で青菜と佃祭りを聴いて以来。軽い噺でもしっかり笑わせてくれる。

蝠丸さん  小南師匠が良くやられていた上方の噺でバカバカしいのと疲れるのでやりたくないとおっしゃりながら、鳴り物入りで熱演された。首つり男の様子が可笑しいったらありゃしない。

桃太郎さん  ご本人はニコリともしないのに、客席は最後まで笑いっぱなしだ。小諸出身なんだね。40年ぶりに会わなきゃ良かった昔のショートパンツの少女の話が、たぶん向こうもそう思ってんじゃないのかとつい想像してしまった。

ナイツ  やっぱりこの漫才コンビはいつ聴いても面白い。安心して聴いてられる。

笑遊さん  谷ユリの大好きな4代目圓遊師匠に入門されたんだ。圓遊さんの落語は聴いててすごく心地よいのだが、笑遊さんはちょっとそれをほうふつとさせてくれる。なんか懐かしい。旦那が旦那らしいのよね。「隣のダンナ?食べちゃった。」のフレーズが好きだ。

竹丸さん  今日は落語はやらないで自噺だけだったが、なんか三平さん(先代)みたいに座布団を乗り出してくるのが可笑しかった。何話したのか忘れちゃったけど、なんだかおもしろかったな。

鯉昇さん  出てらして会場をぐるっと見渡しただけでもう可笑しさが溢れてる。まくらで体調の事をおっしゃっていらしたが、この前よりはお元気そうだ。蒟蒻問答(餃子バージョン)はお国の浜松と宇都宮の餃子の消費量についての話から、大陸帰りの大らかな餃子店主がでてきて東京の落語家の面倒を見るという噺へ。少ない髪の毛を抜いちゃって坊主になれって、師匠の頭なのでリアル。

昼の部だけで近くの駐輪場へ自転車を取りに帰り、演芸場の前を通るとちょうど鯉昇師匠がお帰りになる途中だった。ちょっと立ち話して、まだ体調は万全ではないとおっしゃる。明日は休演だそうなので、ゆっくり休養なさってください。でも、末広亭にも掛け持ちでお忙しいんだろうなあ。また伺いますと言って別れた。


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