JAL名人会(10月28日) [落語会]
内幸町のJAL名人会に行く前に、大学時代の友人宅にお邪魔してきた。2世帯住宅になっているけど、数年前にご両親(彼女の)は亡くなっているので、リビングを趣味の部屋として使っているそうだ。
家を建てて10年もするともう機器はどんどん進化していって省エネにもなるし、ふと自宅を顧みるとリフォームしていところだらけだ。もう一人の友人がやはりこれから2世帯住宅に建直すので、色々熱心に参考意見を聴いていた。特に、水回りは最新のものは本当に便利なようだ。
バリアフリーとユニバーサルデザインはもちろん自分たちの老後も考えると必須でもある。
しかし今から考えると、谷ユリが幼少期に母が初めて洗濯機等の電化製品を買った時のことは同じ2世帯住宅での出来事だった。目白に自分の仕事場があった母は、歩いて10分の自宅に帰ってきて父の両親との同居で疲れ切り、普及が広まり始めの洗濯機、炊飯器、冷蔵庫、掃除機等々をどんどん買って家事の短縮に努めたのだが、その時の父の継母の鬼のような形相は忘れられない。母は涼しい顔をしてたけど、嫌味をずいぶん言われたようだ。同居とはいえ、居間も寝る所も食事も別だったので関係ないはずだったのに。この同居は14年で終わり、別所帯になって母の苦労は終わった。かように、今も昔も2世帯住宅の暮らしは色々な問題をはらんでいるのだ。
そんなことを考えつつ、夜は落語を聴きに内幸町へ行った。
・弥次郎 緑太
・金色夜叉 たけ平
・パパずれてるゥ! 王楽
・二番煎じ 鯉昇
仲入り
・漫才 カントリーズ
・幾代餅 志ん輔
緑太さん 真面目に嘘をさらさらと言う弥次郎の適度ないい加減さが愉しい。
たけ平さん 客いじりがうまいたけ平さんは落語というより地噺の金色夜叉。落語家というより漫談のような先代三平さんを目指してるのかな。メリハリの利いた話しかたは聴きやすいしキャラも明るいので、これからどういう噺家になるのだろうか先行きが楽しみ。
王楽さん 自作の新作で、お父さんがまさかのあっち系のかたという今時のなさそうでありそうな噺。お父さんがでてきて、授業参観をかき回すのだがなんとなく家族のいい噺でまとめている。おぼっちゃんらしいアットホームでほんわかした感じ。この収録の落語は同業者がけっこう聴いているので緊張するそうだとも言っていた。
鯉昇さん 急に寒くなってきて、この時期らしい二番煎じ。番小屋から出発する一の組の面々のそれぞれの可笑しい事はこの上ない。また美味しそうに飲む酒と、熱々のシシ鍋の組み合わせの影響で、帰ってからもらった獺祭をついつい空けてしまった。
カントリーズ なんだかわからないけど、だんだんと癖になる笑いがおきる漫才の方々だった。2回目聴いたら、きっともっと笑っていると思う。
志ん輔さん お出になる早々から、志ん輔さんの髪型が気になってしかたがなかった。ゆるきゃら日本1のグンマちゃんみたいだ。噺はテンポよく、花魁はあっさりと清蔵がまっすぐな感じの青年らしさがする余計なものがないのは、きっと耳で聴くだけの客を想定しての事なんだろうなと思った。
5席ほどよい長さで、コスパの良い寄席で満足だった。
家を建てて10年もするともう機器はどんどん進化していって省エネにもなるし、ふと自宅を顧みるとリフォームしていところだらけだ。もう一人の友人がやはりこれから2世帯住宅に建直すので、色々熱心に参考意見を聴いていた。特に、水回りは最新のものは本当に便利なようだ。
バリアフリーとユニバーサルデザインはもちろん自分たちの老後も考えると必須でもある。
しかし今から考えると、谷ユリが幼少期に母が初めて洗濯機等の電化製品を買った時のことは同じ2世帯住宅での出来事だった。目白に自分の仕事場があった母は、歩いて10分の自宅に帰ってきて父の両親との同居で疲れ切り、普及が広まり始めの洗濯機、炊飯器、冷蔵庫、掃除機等々をどんどん買って家事の短縮に努めたのだが、その時の父の継母の鬼のような形相は忘れられない。母は涼しい顔をしてたけど、嫌味をずいぶん言われたようだ。同居とはいえ、居間も寝る所も食事も別だったので関係ないはずだったのに。この同居は14年で終わり、別所帯になって母の苦労は終わった。かように、今も昔も2世帯住宅の暮らしは色々な問題をはらんでいるのだ。
そんなことを考えつつ、夜は落語を聴きに内幸町へ行った。
・弥次郎 緑太
・金色夜叉 たけ平
・パパずれてるゥ! 王楽
・二番煎じ 鯉昇
仲入り
・漫才 カントリーズ
・幾代餅 志ん輔
緑太さん 真面目に嘘をさらさらと言う弥次郎の適度ないい加減さが愉しい。
たけ平さん 客いじりがうまいたけ平さんは落語というより地噺の金色夜叉。落語家というより漫談のような先代三平さんを目指してるのかな。メリハリの利いた話しかたは聴きやすいしキャラも明るいので、これからどういう噺家になるのだろうか先行きが楽しみ。
王楽さん 自作の新作で、お父さんがまさかのあっち系のかたという今時のなさそうでありそうな噺。お父さんがでてきて、授業参観をかき回すのだがなんとなく家族のいい噺でまとめている。おぼっちゃんらしいアットホームでほんわかした感じ。この収録の落語は同業者がけっこう聴いているので緊張するそうだとも言っていた。
鯉昇さん 急に寒くなってきて、この時期らしい二番煎じ。番小屋から出発する一の組の面々のそれぞれの可笑しい事はこの上ない。また美味しそうに飲む酒と、熱々のシシ鍋の組み合わせの影響で、帰ってからもらった獺祭をついつい空けてしまった。
カントリーズ なんだかわからないけど、だんだんと癖になる笑いがおきる漫才の方々だった。2回目聴いたら、きっともっと笑っていると思う。
志ん輔さん お出になる早々から、志ん輔さんの髪型が気になってしかたがなかった。ゆるきゃら日本1のグンマちゃんみたいだ。噺はテンポよく、花魁はあっさりと清蔵がまっすぐな感じの青年らしさがする余計なものがないのは、きっと耳で聴くだけの客を想定しての事なんだろうなと思った。
5席ほどよい長さで、コスパの良い寄席で満足だった。
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