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瀧川鯉昇独演会(9月1日) [落語会]

9月になって初っ端の夜、西新宿の鯉昇さんの独演会に行ってきた。
この会場は、落語講談邦楽系のCDやDVDの専門店で20人も入ればいっぱいになってしまうという、いわば虎の穴みたいな場所だ。平日夜は若手の落語会も頻繁に行われている。
ここは演者さんが近いので、表情動きがとてもよく伝わってくる。DSC_0032(rishouteito).JPG
この日は、2席たっぷり。大分お顔も血色が良くなられて、まくらで具合が悪かった8月の体調の話をされるんだけど、爆笑に変えてしまうところがお人柄だなあ。

・ちりとてちん
  休憩
・明烏

腐った豆腐のにおいをかぐしぐさといい、いたずらでちりとてちんを仕込むしぐさといい、ホントにカビだらけのすえたにおいが漂ってきそう。そんなちりとてちんを食べる寅さんのしぐさも可笑しくって大笑い!悪意に満ちた策略をめぐらしてるダンナなのに、なぜかヤなやつにみえないちりとてちん。
噺の途中、左褄と右褄の違いを実際にやって見せてくださる大サービスでの明烏。
芸者は芸は売るけど身は売らないので左褄、遊女はその反対に手を入れやすい右褄なんだそうだ。また遊郭はどこも観音様のそばにあるそうだ。浜松の遊郭は観音様の南にあったそう。もちろん吉原は観音様(浅草寺)の北西だけど、なにか関係があるのかしら。噺家に入門すると、呑む打つ買うは一応手を染めるけど、のめりこむ前に手を引くそうだ。そりゃそうだ、のめりこんじゃったら修行できないで破門だろうな。江戸の風情を感じさせていただいた。
2席たっぷりに師匠を間近に聴けてもう大満足。
その後うかがったら、まだ禁煙は続いてらっしゃるそうで良かったわ~!
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